全長×全幅×全高 | 3,955mm×1,788mm×845mm |
エンジン種類 | 水冷4サイクル90゜V型12気筒DOHC |
排気量 | 2,992cm3 |
最高出力 | over 450HP/11,500rpm |
最高速度 | over 360km/h |
車両重量 | 530kg |
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン 上:Aアーム(リーディング)、下:Aアーム(トレーリング) |
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン 上:Iアーム、 下:逆Aアーム、ダブルラジアスアーム |
シャシー | |
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シャシー構造 | フルモノコック |
シャシー型式名 | RA301F |
ギヤボックス | 5速マニュアル |
サスペンション形式 前 |
ダブルウイッシュボーン 上:Aアーム 下:Aアーム |
サスペンション形式 後 |
ダブルウイッシュボーン 上:Iアーム/ラジアスアーム 下:逆Aアーム/ラジアスアーム |
ブレーキ形式 前/後 |
ディスク/ディスク |
タイヤ 前/後 | 4.75/10.30-15 6.00/12.30-15 |
車重 | 530kg |
ホイールベース | 2,410mm |
トレッド 前/後 | 1,440mm/1,400mm |
エンジン | |
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タイプ名 | RA301E |
形式 | 水冷縦置きV型DOHC |
Vバンク角 | 90度 |
気筒数 | 12 |
バルブ数 | 4/1気筒あたり |
バルブ駆動 | ギヤトレイン |
排気量 | 2,993cc |
ボア×ストローク | 78.0×52.2 |
燃料供給装置 | 機械式燃料噴射 |
潤滑形式 | ドライサンプ |
最高出力 | 440ps以上 |
1967年後半に投入されたRA300はイタリアGPで劇的な勝利を挙げ、潜在的ポテンシャルの高さを示した。しかしそもそもは急ごしらえの、いわば暫定型マシン。1968年には、シーズンを通して一定の力を発揮できる確実な設計のもとに用意されるマシンが必要であった。こうして産まれたのがRA301である。
シャシーは新設計で、ここでも軽量化が推し進められた。マグネシウムをふんだんに用いることで、総重量は60kg減の530kgまでスリム化されたのであった。エンジンは気筒数、バンク角など基本レイアウトは変わらないものの、シリンダーヘッドを一新。これまでのバンク外側吸気/内側排気から、一般的な内側吸気/外側排気に改められた。
パワーは450psオーバーとなり、ようやくライバル勢に追いついたコンパクトなシャシーとあいまって、チャンピオンを充分狙えるマシンに仕上がったのである。しかしチーム体制の混乱のあおりをもろに受け、1勝さえ挙げられなかったのは予想外と言うほかない。