1963 / ホンダ RC113
エンジン種類 空冷4サイクル2気筒DOHCギヤ駆動
排気量 49.6cm3
最高出力 over 10PS/16,000rpm
最高速度 over 140km/h
車両重量 53kg
変速機 9段変速
サスペンション(前) テレスコピック
サスペンション(後) スイングアーム
1963 / ホンダ RC113 '63年日本GPデビュー。'64年世界選手権ロード、第5戦ダッチTT50ccクラス優勝。同年メーカーズ/ライダーズ ランキング2位。(ダッチTT優勝車 No.5 R.ブライアンズ)

RC113

 1963年、単気筒エンジンでは2ストローク勢に対抗出来ず、参戦を中止していたホンダは、最終戦日本GPに2気筒マシンRC113を投入し、見事デビューウィンを飾った。そのエンジンが精緻を極めたのはもちろん、車体まわりにも斬新なメカニズムが多数取り入れられ、その車重はなんと53kgにまで切りつめられていた。しかし2ストロークの攻勢の前に大きな戦果をあげることは出来ず、「50ccで一番苦労したマシン」と呼ばれた。