エンジン種類 | 空冷4サイクル2気筒DOHCギヤ駆動 |
排気量 | 49.6cm3 |
最高出力 | over 10PS/16,000rpm |
最高速度 | over 140km/h |
車両重量 | 53kg |
変速機 | 9段変速 |
サスペンション(前) | テレスコピック |
サスペンション(後) | スイングアーム |
1963年、単気筒エンジンでは2ストローク勢に対抗出来ず、参戦を中止していたホンダは、最終戦日本GPに2気筒マシンRC113を投入し、見事デビューウィンを飾った。そのエンジンが精緻を極めたのはもちろん、車体まわりにも斬新なメカニズムが多数取り入れられ、その車重はなんと53kgにまで切りつめられていた。しかし2ストロークの攻勢の前に大きな戦果をあげることは出来ず、「50ccで一番苦労したマシン」と呼ばれた。