エンジン種類 空冷4サイクル4気筒DOHC4バルブベベルギヤ駆動
排気量 249.37cm3
最高出力 over 35PS/14,000rpm
最高速度 over 220km/h
車両重量 124kg
変速機 5段変速
ホンダ初のDOHCフォア。'59年浅間で開催の第3回全日本オートバイ耐久レースに5台が初出場。他を圧倒する走りで上位を独占した。(優勝車 No.163 島崎貞夫)
1959 / ホンダ RC160

●RC160/主要諸元
全長×全幅×全高 1,940×650×950mm
ホイールベース 1,310mm
最低地上高 160mm
乾燥重量 134kg
エンジン形式 空冷4気筒直立
カム形式/駆動 DOHC/ベベルギヤ
バルブ数 4
総排気量 249.24cc
ボア×ストローク 44×41mm
最高出力 35ps以上/14,000rpm
キャブレター形式 スラント型フラットバルブ
点火方式 マグネトー
変速機 5段
燃料タンク容量(R) 23
潤滑方式 強制給油(ウェットサンプ圧送併用)
フレーム形式 バックボーン
前ブレーキ 2リーディングシングルパネルドラム
後ブレーキ形式 シングルパネルドラム
前サスペンション形式 ボトムリンク
後サスペンション形式 スイングアーム
前ホイール形式 H型アルミリム/スポーク
後ホイール形式 H型アルミリム/スポーク
前タイヤサイズ 2.75-18(オフロードタイヤ)
後タイヤサイズ 3.25-18(オフロードタイヤ)

1959年にマン島初出場をはたした125ccクラスのRC142と同時に開発が進められながら、最終的にマン島出場をはたせなかった悲運のマシン。DOHC4気筒のエンジンは、ベベルギア駆動のカムシャフトというRC142と同型式で、全体としてはRC142を横に2機並べた4気筒と考えて良い。フロントのボトムリンクサスなど、車体もRC142と同様の形式をとり、浅間時代とGPの中間的構成が随所にみられる。

 しかし、4気筒の複雑で巨大な迫力あふれるエンジンは人々の目を釘付けにし、ホンダの技術力とGP挑戦にかけるただならぬ情熱を一目で知らしめるモンスターマシンであった。

●排気量:249.24cc
●気筒数:4
●ボア×ストローク:44×41mm
●圧縮比:10.5
●最高出力:35ps以上/14,000rpm
●最高速度:220km/h以上
●前タイヤ:2.75-18
●後タイヤ:3.25-18
●乾燥重量:134kg
RC160
 1959年(昭和34年)