●RC165/主要諸元
乾燥重量 115kg エンジン形式 空冷6気筒前傾 カム形式/駆動 DOHC・ギヤトレーン バルブ数 4 総排気量 249.30cc ボア×ストローク 39×34.8mm 最高出力 54.3ps以上/17,500rpm キャブレター形式 ピストンバルブ 点火方式 マグネトー 変速機 7段 潤滑方式 ウェットサンプ圧送併用 フレーム形式 バックボーン 前ブレーキ ツインパネルツインカムドラム 後ブレーキ形式 シングルパネルツインカムドラム 前サスペンション形式 テレスコピック 後サスペンション形式 スイングアーム 前ホイール形式 H型アルミリム/スポーク 後ホイール形式 H型アルミリム/スポーク 前タイヤサイズ 2.50-18 後タイヤサイズ 3.00-18
ホンダの多気筒、高回転思想が生み出した、究極の6気筒エンジンを搭載する250ccクラス用マシン。ボア・ストロークは39mm X 34.8mmで単室容積は41.55cc。50ccの2気筒や125ccの4/5気筒に比べれば大きな数値となるが、250cc24バルブは驚愕のスペックと呼んでいい。
後にRC166、350ccのRC172/173/174に派生し、ホンダ第一期GP挑戦の後期マシンの原型となった名機。完全な空冷エンジンはこのRC165が最後であり、後継機種はカウリング両側に小型のオイルクーラーを装備し、この手法は125cc5気筒のRC148/149などにも採用されている。