独創と革新を生むチャレンジャー精神スズキの挑戦は21世紀も続く
独創と革新を追い求めるスズキのバイタリティーは、東西の中央に位置し、昔から関東・関西文化の交流点で培われた遠州地方独特の「やらまいか」精神に裏打ちされている。「人と同じことはやらない。やるからには世界一になる」その情熱は、大輪の花を咲かせた。1920年鈴木式織機株式会社設立後、戦後の混乱期を乗り越え、'52年にはバイク産業に転じ、2000年に80周年の歴史を刻んだ。それは紛れもなく激動の20世紀の中、バイク産業において確かな足跡を残した成功者の歴史なのである。
スズキは多くの先進技術を実用化し、バイクの高性能化を果たしてきた。ダブルスプロケットホイール装置、ロータリーエンジン、アルミフレーム、油冷エンジン、フューエルインジェクション… その全てが未知への挑戦であり、その都度高い壁を打ち破ってきた。
そして21世紀を迎えた今日。新たなるスズキの挑戦が始まった。環境問題への対応を果たしつつ、さらなる満足感をもたらすバイクを造る。また、多様化する市場の嗜好をリードする新しいマシンの創造。全ては、ユーザーの「夢」をかなえるために。スズキの情熱はさらに熱く、燃え上がっていく。
(完)